「ニフティ温泉」、温泉IoT 混雑情報サービスの提供開始
「ニフティ温泉」、温泉IoT 混雑情報サービスの提供開始
~事業者と利用者それぞれにリアルタイムな館内混雑情報の提供が可能に~
ニフティライフスタイル株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:成田 隆志)は、スパ・温泉施設情報専門サービス「ニフティ温泉(注1)」にて、トライアルサービスとして実証実験を展開してきた温浴施設向け「混雑状況サービス」の本展開を、10月4日(木)から開始します。
本サービスは、株式会社セキュア(本社:東京都新宿区、代表取締役:谷口 辰成)の協力のもと、ステレオカメラでのカメラ解析によるデータ収集サービス「comieru」を活用することで、施設スタッフが広い館内状況をリアルタイムに把握することが可能となり、また来店前のお客様にも温浴施設の混雑状況をホームページ等にて提供することができるサービスです。
実証実験にて3施設(注2)に導入し、館内状況の可視化をすることによって、施設スタッフのお客様への対応がスムーズになりお客様の混雑も緩和され客数が増えたなど、現場での評価も高く有用性が高いサービスであることがわかりました。
本日提供を開始する埼玉県の人気施設「熊谷天然温泉 花湯スパリゾート」を皮切りに本サービス展開を開始し、今年度30施設の導入を目指していきます。
また、本サービスを温浴施設が導入することにより、「ニフティ温泉」上でも、サービス導入施設の混雑情報がリアルタイム表示され、利用者にとっても価値のある情報提供が可能になります。
「ニフティ温泉」では、今後、より多くの施設で混雑情報サービスを展開し、ゆっくり温泉を楽しみたいという利用者のニーズと、お客様の満足度を高めたいという施設のニーズの双方に応え、施設と施設を利用されるお客様双方に役立つサービスの提供を進めていきます。
ニフティ温泉「混雑情報サービス」の概要は以下のとおりです。
■サービスの概要
館内主要箇所の入り口(脱衣所、休憩所・食事処など)にステレオカメラを設置し、場所ごとの利用人数をリアルタイムでカウントすることで混雑状況を確認できるシステム。
主な機能
・高精度3Dセンサー ステレオカメラにより人物の形状を検出、カウントすることで人数を計測する機能。顔など個人が識別できる情報は取得せず、人数カウントに必要なデータのみ利用するほか、浴室にはカメラを設置しないなどプライバシーにも配慮しています。
・ニフティ温泉での掲載以外にも施設サイト、館内サイネージとの連携を可能とするAPI機能
・収集データを施設管理者向け、ユーザー向けにヒートマップとして表示する機能
・収集データを蓄積し混雑予測を行う機能
今後はニフティ温泉の施設向け管理機能「トレンドレポート(注3)」との連携機能も検討
○混雑状況表示イメージ
<管理者向けヒートマップ>
○提供開始日 :2018年10月4日(木)
○利用料金 :初期費200,000円(税抜) 月額利用料15,000円/台
※設置工事費については別途
○ニフティ温泉での混雑情報提供ページアドレス
https://onsen.nifty.com/kumagaya-onsen/onsen012480/
注1)「ニフティ温泉」( https://onsen.nifty.com/ )
ニフティが2003年に開始した温泉・温浴施設好き利用者のクチコミを中心とした温泉・温浴施設情報専門サイト。クチコミ情報のほか、独自指標にもとづくランキングや特集など、コンテンツが充実。登録施設は1.5万件以上(入浴施設、日帰り施設、宿泊施設合計)、クチコミ数は11万2千を超える(2018年8月現在)
注2)過去の温泉IoT導入施設 ※2018年10月4日(木)現在
横浜天然温泉 SPA EAS(神奈川県)
https://onsen.nifty.com/yokohama-onsen/onsen008577/
美楽温泉SPA-HARBS(埼玉県)
https://onsen.nifty.com/saitamashi-onsen/onsen012278/
杉戸天然温泉 雅楽の湯(埼玉県)
https://onsen.nifty.com/kuki-onsen/onsen010231/
注3)「トレンドレポート」
「ニフティ温泉」サイトの自施設ページのアクセス状況の分析結果をレポートで表示したもの
以上
●「ニフティ温泉」に関する法人のお客様からのお問い合わせ窓口
https://inquiry.nifty.com/webeq/pub/onsen/company_alliance
※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。